こんにちは!
semon apartmentで、服づくりのあれこれを担当している中田です。

服の形や素材を決めたり、利益やコストとにらめっこしたり。。
ちょっとカッコよく言うと「戦略担当」です。キリッ

 


...と言うと、なんだかロジカルな人っぽいですが、
本当のスタートはもっとシンプルで、個人的で、ちょっと感情的なものでした。

 


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娘が保育園に通いはじめた頃。
友人から「汚れるしたくさん必要だから安い服で十分」
というアドバイスをもらって、

たしかにそれは本当にそうで
夏なんて、水遊びに沐浴に
Tシャツ毎日7枚くらい持って行ってました
(流石に多すぎるナントカナランノカ

だけど私は、なんだかそれが割り切れずモヤモヤモヤ


保育園の帰り道にヨチヨチ歩く姿。
帰ってすぐにご飯をもりもり食べる姿。
自転車の上で疲れて寝落ちした姿。


何気ない日常の一瞬一瞬が
私にとってはかけがえのない思い出で
写真や動画にたくさん残していました。


だけどそこに映る服が
「本当は好きじゃないけど安かったから」
また心の中のモヤモヤが大きくなるのを感じました。

その時に保育園でも気兼ねなく着せられて
汚れても気にならなくて(目立たないとか)
それでいて「写真に残ってよかったな」と思えるような
自分が満足のいく可愛い服がほしかった。


でも、気にいる服はだいたい高くて。
ナントカナランノカ!???の日々


その話をしたとき、「それ、めっちゃわかる」と即答してくれたのが、デザイナーのめぐ。

 


ひょんな事から夜中まであーだこーだ語って

そこから、semonが一気に動き出しました。

 

 

 

今ではチームと一緒に服づくりをしています。

 


工場の方々とのやり取りでは、何度も「すみません、本当にお願いします…!」と頭を下げてきました。

納期がズレて冷や汗をかいたり、届いた段ボールを開けて「え、ナニコレ😱」と半泣きになったこともあります。

 


それでも、自分たちで考えた服が形になって、

お客様から「この服、本当に助かってます」と言っていただけた瞬間に、

全部報われたような気持ちになるから、やめられないんです。

 

 

このブログでは、これから少しずつ

「この服、なんでこの形にしたのか?」とか、

「タグがついてない理由」とか、

「工場さんと実はこんなやりとりがありました」みたいな、こだわりと裏側の話も書いていけたらと思っています。

 


完璧じゃなくてもいい。

だけど、自分が納得できる“ものづくりの軌跡”を、ここに少しずつ残していけたら嬉しいです。

 


それではまた、semonの“作戦係”・中田でした🫡

事件は現場で起きてるんだ!

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