はじめまして。Semon apartmentでクリエイティブディレクター兼デザイナーをしている、meguです。
肩書きにすると、なんだか“それっぽい人”っぽいですが、実際やっていることはというと、
企画、デザイン、生地選び、シルエットの微調整、サンプルとにらめっこ、手描きのスケッチ、スタイリング、モデル選び、撮影、商品のサムネイル決め、SNS投稿……気づけば、「Semonの世界観」というでっかいパズルを毎日せっせと組み立てている人です🫡
でもどれもぜんぶ、私にとっては“好き”が詰まった仕事。
Semonを立ち上げてから、デザインのことはもちろん、生地の種類やカメラについても「もっと知りたい!」と意欲がみちみちに掻き立てられています。
そんなSemonのはじまりは、かよさんと夜中に交わした、とあるDMからでした。
「保育園に着せる服って、なんで“好き”をあきらめなあかんのやろ?」
そんな素朴な疑問から始まった会話は、どこかモヤモヤしていた気持ちを言葉にしてくれたようで。
保育園着って汚れてしまうから、気合いを入れて買った服は着せづらくて。
自分の中で許せる範囲の「安くてかわいい」を探すのが難しかったり。
なんでもいいやんって言われたらそれまでやけど、どこかで妥協できない自分がいて。
「わかる!!」の連発。
共感しすぎて「ほんまに?嘘ちゃうよな?」ってちょっと疑ったくらいです(すみません)
そんなところから、Semonが少しずつ動き出しました。
私がしたかったことを、すべて形にしてくれるかよさんは、本当に信頼している“心強い相棒”…(なんて、相棒だなんて恐れ多いぐらいの大先輩ですが🫣)
でもほんまに、かよさんがいてくれたからこそ、今のSemonが生まれましたし、私自身も前に進めています。
Semonに関わるようになって、子どもとの時間の感じ方が変わりました。
日常の中にある、何気ない一瞬。
服って、その時間をふわっと包むものやと思うんです。
だから私は、かわいくて、気軽に着られて、あとで写真を見返しても「やっぱこれ好きやな」って思える、そんな“生活に寄り添う服”をつくりたかった。
Semonの服は、お出かけにもぴったり。
でも、気負わず日常になじむ。
特別すぎず、ラフすぎず、“ちゃんと好き”でいられる服。
何回サンプルを出し戻ししたかわからんし、「ここをもう少し変更したいんですけど、まだ納期間に合いますか?」を何百回も繰り返しました。笑
でも、「そのめんどくさい全部がSemonになる」──そう思えたら、どれも惜しくないんです。
自分の「好き」って、それだけですごく頑張れる。
だから、もしSemonの服が誰かの“ちょっとがんばれるきっかけ”になったら嬉しい。たとえひとりでも、そういう人がいてくれたら、それでいい。
このブログではこれから、
・どうしてこの形にしたのか?
・なんでこの色にしたのか?
・どこがおすすめポイントなのか?
といった服のこだわりや、
「スタッフ同士のちょっと笑えるエピソード」や育児のこと、「撮影現場で蚊に5箇所刺された」(仮)など、どうでもいい話もゆるく書いていけたらと思っています。
完璧じゃなくていい。
でも、ちゃんと意味のある服をつくりたい。
服って、記憶を包むものやと思うから。(…とか急にかっこつけて締めようとすな)
それではまた。
Semon apartment クリエイティブディレクター兼デザイナーのmeguでした✍🏼
1comments
初めまして。5ヶ月の息子を育てるヒナです。
原色、派手なガラガラ服が大好物で息子にも着せてやりたいと思い、デザイナーになるのが夢です
Semonと出会ってから私の理想とする服に出会えて幸せです。blogを読んでmeguさんのような熱量が必要なんだと学ぶことばかりでした。
一緒に働きたい‼︎と思いすぎて夢にまで出てきたのでコメントさせて頂きました
大好きです♡